ことばについて日々感じることなど

ちょっとした違和感とか、新しい気づきとか

同い年

この言葉を聞くたび、方言、またはそれに近い慣用的表現と思っていました。ある日、NHKのテロップに「同い年」が現れ、アナウンサーは「おないどし」と発音。あれ、ということは「同じ」から派生したとしても「同い」という形容詞として存在するということ? 他に「同い」で修飾される言葉はあったでしょうか? 思いつきません。辞書を引くと「同い年」がそのまま見出し語として掲載されています。「おなじとし」の音韻変化との説明。その前後には「同い」が頭につく言葉はありません。なぜ「年」のときだけ「おないどし」となったのでしょうか。不思議。